2007年 早川千晶& Masaya na Bati
Autumn ツアー
ご挨拶
「アフリカから伝えたい、いのちの輝き」
アフリカで暮らして18年になりました。
人が生きる条件の最も厳しいアフリカで、人々がいかに助け合い、工夫をし、輝いて生きているかという姿を見てきました。
どんなに困難な状況にあっても、決して生きることをあきらめない人々が、
「輝いて生きる姿」を伝えたいと思うようになりました。
私は東アフリカ最大のキベラというスラムで、家族や住まいを失った子どもたち、虐待を受けた子どもたち、
売られて労働させられていた子どもたち、元ストリートチルドレンなどのための寺子屋を運営しています。(生徒数200名。)
支援をしているようでいて、実は私がその子どもたちから日々おしえられ、生きる勇気と希望をもらっているのです。
とにかく日々を精一杯生き抜いていく。生と死のはざまの闘いの中で、彼らは、「今日あること」に感謝して生きています。
私たちは、アフリカの、生命あふれる大地から、日本に向けて、メッセージを発信していきたいと思いました。
現在、日本においても多くの人々が心を病み、生きる希望や目的を失い、苦しんでいる人々がたくさんいます。
人が生きるうえで最も大切なことは何か、ということに誰もが真摯に向き合わなければならない時代であると思います。
アフリカの人々の生命力や、大地の鼓動、そして魂を開く音楽に触れていただき、それをきっかけとして、皆で語り合うことができればと願います。
そして、すべての人間、そして大自然の中の生き物たちが、生命を最大限に輝かせて生きることができる世の中を、作っていきたいのです。
私たちの次の時代を生きる人々に、何を残し、何を伝えていくのかというのは、「今」を生きる私たちの大きな使命であり、「今」を生きる人間たちの責任です。
いま、この時代に、私たちのこの世界は混乱しています。
貧困や戦争に苦しむ人々、恵まれた条件にあっても自らの命を絶つ人々、何が最も大切なことかが見えなくなってさまよう人々。
生きとしいけるものすべてが、その命をまっとうできる世の中を、私たちひとりひとりが地球人として作っていく責任があります。
世界中の人々が、真の幸福と平和を得られる日を目指して、心を開きあい、語り合い、共に歩んでいく道を作っていきたい。
その呼びかけをメッセージとして、日本各地をまわらせていただきます。
日本全国ツアー、12回目になる今年は、ケニアから伝統音楽家であり、
伝統文化を継承する若者の代表であるタイコ名人、バーティ・マサイ氏と来日します。
また、日本とアフリカの架け橋となって活躍中のミュージシャン・大西匡哉、
先祖の霊の癒しにも使われる伝統楽器ムビラを弾く近藤ヒロミと共に、
語り、音楽をかなで、メッセージを伝えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
早川千晶
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